武蔵野徳洲会病院

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泌尿器科

手術支援ロボット「hinotoriサージカルロボットシステム」

当院には初の国産品である「hinotoriサージカルロボットシステム」が導入されます。川崎重工業とシスメックスの共同出資により設立されたメディカロイドが開発した手術支援ロボットです。

特徴

ドッキングフリーデザイン(ソフトウェアによるインストゥルメント動作支点の設定)

  • インストゥルメントの動作支点となる“ピボット”はソフトウェアによって設定されるため、アームとトロカーのドッキングが不要、トロカー周りがすっきりとなる。
  • 日本人の体型にフィットしたデザインである。

「hinotori サージカルロボットシステム」の導入にあたって

第1の理由に国産ということです。なぜ国産にこだわったのかというと日本の医療機器市場を鑑みてのことです。国内の医療機器業界の市場は安定的に成長を続けています。1984年では1兆円にも満たなかった市場が、2018年には3兆円を超え、今後も拡大が予測されています。治療機器の成長率は高く市場規模も大きいですが、治療機器は輸入比率(80%)が相対的に高く国産が劣勢です。しかし、日本の企業は伝統的にモノづくりのDNAをもち、モビリティ(流動性)の高さがあります。hinotoriには、このモビリティの高さを感じています。たとえばアームは多関節であり、アームとトロカー(鉗子を挿入するための管)のドッキングが不要で、日本人の体型にフィットしたロボットです。また、「Medicaroid Intelligent Network System」(MINS)を備えています。
 
第2の理由は標準治療としてのロボット手術についてです。フロントランナーである米社製の「da Vinci Surgical System」を使った手術件数は、米国で2ケタ成長を続けています。2000年代を牽引した前立腺や子宮の手術に代わって、10年代後半からは一般外科手術が新しい成長ドライバーとなりました。これに遅れること、日本でもスイッチング(置き換え)が起こっています。ロボット手術は高度医療ではなく標準的医療です。当院は標準治療を行うため導入します。
 
第3の理由は徳洲会の理念に合致するからです。hinotoriは移動通信システム5Gを使い遠隔操作が可能となるよう設定されています。hinotoriが普及し離島・へき地の病院に導入され、遠隔操作で手術や指導を行うことを想像すると胸が躍ります。

徳洲会グループでは2台導入予定ですので、当初より遠隔操作を意識した連携を進めていきたいと思います。

適応症例

前立腺癌、腎癌、膀胱癌、骨盤底臓器脱

ツリウムレーザー前立腺蒸散術

当院が導入したツリウムレーザーの特徴は、水分子(全ての生体組織に存在する)に対する吸収率が高く、蒸散効率が手術当初から最期まで落ちなくて一定に保たれます。軟部組織を迅速に焼灼/切断しつつもレーザビームの組織への深達度は0.1-0.2mmと限定的で、周辺組織に対する影響が少なくて安全です。

また最高出力200Wのハイパワーであり、全サイズの前立腺肥大症に有効であることがヨーロッパ泌尿器科ガイドラインでも証明され治療適応の幅が拡大し、次いで術後合併症の発生率が低いことも報告されています。

こんな方におすすめの手術

  • 内服薬の治療だけでは十分に症状が改善しない
  • 内服薬を継続したくない
  • 手術を受けたいが入院期間を短くしたい
  • 留置している尿道カテーテルを抜きたい

ツリウムレーザー手術の特徴

  • 手術中および手術後の出血が少ない
  • 抗血栓療法中の方(血液サラサラ薬内服中の方)にも手術可能
  • 手術後の痛みが少なく、回復も早い
  • 早期退院が可能

手術スケジュール(通常)

1日目 入院 検温、血圧測定、採血など
2日目 手術当日
3日目 朝から飲水、歩行可能です。尿道カテーテルを抜去します。
4日目 退院予定
(成田富里徳洲会病院泌尿器科引用)

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