武蔵野徳洲会病院

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診療科・部門案内

脳神経外科

診療内容

新設の脳血管内治療センターを診療の中心として脳神経外科的疾患全般に対応いたします。

局所麻酔での穿頭術(頭蓋骨に穴を開ける手術)から全身麻酔での開頭顕微鏡手術(大きく頭蓋骨を外して脳組織を露出し、手術用顕微鏡で拡大して精密な操作で脳の病変を摘出します)まで行います。

主として扱う疾患

1.慢性硬膜下血腫:軽度の頭部外傷後1-6ヶ月後に頭痛、歩行障害、進行性の認知症様の症状がみられます。
頭部CTで脳を圧迫する血腫がみられ、手術することで症状が良くなります。

2.脳腫瘍:脳腫瘍ができる部位によって色々な症状が出ますが、良性腫瘍であれば、開頭摘出術で症状が良くなります。

3.脳卒中:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血があります。
脳梗塞の原因は、動脈硬化、高血圧症、高脂血症等の生活習慣病で細い血管が詰まる①ラクナ梗塞、頚部から頭までの太い血管が細くなり、詰まる②アテローム血栓性梗塞、心臓の不整脈から血栓が脳血管に詰まる③脳塞栓症があります。

①では、入院でのリハビリテーションが主体です。
②では、原因となった脳血管を太くする手術(経皮的頚動脈ステント留置術)が可能です。
③では、症状が出てからできるだか早く血栓を溶かす治療(血栓溶解療法)や脳血栓を直接除去する治療(経皮的脳血栓回収療法)を行うことで症状が良くなります。
詳しくは脳血管内治療センターをご覧ください。

脳出血の原因は、①アミロイド血管症、②高血圧症、③脳動静脈奇形などがあります。
①では、入院でのリハビリテーションが主体です。
②では、出血を除去する手術(開頭血腫除去術)が必要になることがあります。
③では、血管塞栓術で異常な血管病変から大出血しないようにしてから開頭術で摘出します。

くも膜下出血の原因は、ほとんどが脳血管に出来た脳動脈瘤という血管のコブが原因です。くも膜下出血自体は自然に吸収されて無くなりますが、脳動脈瘤が破裂すると生命の危険性があります。治療は開頭術で瘤の根本にクリップをかける方法と脳血管内治療で瘤内をコイルで詰めて出血を防ぐ方法があります。
詳しくは脳血管内治療センターをご覧ください。

脳血管内治療センター

診療内容

脳卒中診療を中心に幅広く脳神経外科的疾患に対応しています。
2021年6月1日から脳血管内治療センターを開設し、ARTIS icono D-spinが稼働いたします。

ARTIS icono D-spin

ARTIS icono D-spinはドイツ・シーメンス社製の高性能脳血管撮影装置で同時多方向撮影・二重軌道回転による鮮明なCT画像のような立体撮影が可能です。専用の脳血管撮影室で全身麻酔による脳血管内治療専門医の最新の脳血管内治療が可能となります。
脳血管内治療とは、頭蓋内(頭の中)の血管から頭蓋外(頭の血管につながる頚部)の血管までの血管内治療(カテーテルから色々な医療器具を用いて血管内から病気を治す方法)のことです。体をメスで切ることなく、注射程度の針穴の傷で脳の血管の病気の治療が可能となります。通常の脳神経外科的手術との違いは、体にはほとんど傷がつかないため、体の負担が少なく、早期に退院できることが大きな利点です。
対象となる血管には、脳を栄養する頭蓋外血管(鎖骨下動脈、腕頭動脈、椎骨動脈、総頚動脈、内頚動脈、外頚動脈など)から頭蓋内血管(内頚動脈、中大脳動脈、前大脳動脈、椎骨動脈、脳底動脈、後大脳動脈など)があります。主として脳卒中の急性期治療(脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の脳動脈瘤コイル塞栓術や脳梗塞の経皮的血栓回収術など)から脳卒中発症予防(未破裂脳動脈瘤の脳動脈瘤コイル塞栓術、頚動脈狭窄症の経皮的ステント留置術、脳血管狭窄の経皮的脳血管形成術など)まで幅広い範囲の脳血管内治療となります。

主な取り扱い疾患

病気の種類では、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤、脳出血・てんかんの原因となる脳動静脈奇形、結膜充血・浮腫(眼が赤くなってはれる)の原因となる硬膜動静脈瘻、脳梗塞の原因となる頚動脈狭窄などがあります。また、歩行障害、認知症の原因となる
慢性硬膜下血腫、脊髄血管奇形、頭痛の原因となる脳腫瘍なども脳神経外科で対応しております。

脳血管内治療実績 1785例(〜2021.4.30) 内訳

脳動脈瘤 777例
脳・脊髄動静脈奇形 70例
血行再建術 711例
硬膜動静脈瘻 118例
脳腫瘍 73例
その他 36例

脳卒中という病気は、発症してから治療するのでは言語障害や運動麻痺といった後遺症が残る可能性が高い病気です。発症の予防には、手術が効果的ですが、当院では、脳血管内治療という体の負担が少ない治療法を行います。
現在、全国に脳血管内治療の専門医は1589名、専門医を育成する指導医は、402名しかおりません。

当院では、指導医2名(常勤1名、非常勤1名)、専門医1名の体制で最新の脳血管内手術を行ないます。
脳卒中がご心配の方は、まず脳神経外科外来受診でご相談ください。

脳動脈瘤

破裂するとくも膜下出血になります

治療前

治療後

頚動脈狭窄症

脳梗塞の原因となります

治療前

治療後

硬膜動静脈瘻

認知症でもこれが原因の場合では、治療可能となります

治療前

治療後

急性脳血管閉塞

心臓の不整脈・心房細動から血栓が脳血管へ移動して起こりますが、早く治療すると良くなる可能性があります

治療前

治療後

医師紹介

渋谷 肇
  • 部長
  • 渋谷 肇(シブヤ タダシ)
役職 部長
資格・専門医 日本大学医学部臨床教授
日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
日本脳神経外科学会 専門医・指導医
日本救急医学会 専門医
日本脳卒中学会 専門医・指導医
厚生労働省 臨床研修指導医
出身大学 日本大学医学部卒
  • 松﨑 粛統(マツザキ トシノリ)
資格・専門医 博士(医学)
日本脳神経外科学会 専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会 専門医
日本脳卒中学会 専門医・指導医
厚生労働省 臨床研修指導医
出身大学 日本大学医学部卒
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