1.選べる治療方法
現在世界的に内視鏡的尿路結石破砕術(TUL、ECIRS)の実施が増えています。かつてはESWLが体に優しい結石破砕術の代表でしたが、内視鏡の細径化とともに内視鏡的結石治療も体に優しい治療の仲間入りをしてきたため治療の確実性も併せてTULの実施が増えてきました。
2014年にこれまで最も多く実施されていたESWLの実施数がTULに逆転されました。以後ESWLの実施数は減り続け、2023年の時点でTULは年間約50,000件、ESWLは年間約10.000件となっています。ESWLはピーク時の3分の1程度まで減少しています。
ESWLは機器が高価なためESWLの実施数が減ってしまうことで維持管理費用の問題から実施を取りやめる施設が多くなっていることが大きな原因の一つです。当院でも実施数は内視鏡的結石治療が多くなっていますが、治療される方にとってESWLがベストな治療法であることも少なくないためESWL機器の維持を続けています。
そのため当院では他院に頼ることなく全ての治療選択肢を選んでいだだけます。自らの施設で治療を完結できるからこそ一人一人がベストな治療法を選んでいただける環境が提供できると考えています。
用語
経尿道的尿路砕石術(TUL(Trans Urethral Lithotripsy))
経尿道的・経皮的尿路砕石術(ECIRS(Endoscopic Combined Intra Renal Surgery))
体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy))
2.豊富な治療経験
ESWLも内視鏡的結石治療も術者の治療技術が治療成績に影響することがわかっています。
当院で尿路結石治療の手術治療を担っている医師はいずれにも精通しています。一般的に尿路結石治療は若手の泌尿器科医が担うことが多いですが、当院ではベテラン医師2人が尿路結石治療を担当しています。
可能な限り治療回数を減らし、可能な限り痛みなどの身体的社会的負担が少ない・可能な限り合併症の少ない治療が提供できます。
3.常に新しい負担の少ない治療方法を模索、全国の結石に悩む患者さんへのお手伝い
学会への参加も積極的に行なっています。当院での治療を学会で共有し、様々な意見を集め治療に反映していきます。海外では主流になっている治療も日本への導入が遅くなってしまいがちなことに関しても常に情報を取り入れ最新の治療方法をご提供できるようにしています。
一方最新の治療も危険を伴うと判断される場合は導入しないように常に慎重に内容を吟味しています。
学会参加中は外来の休診などご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、最新の知見を診療に還元して参りますので何卒ご容赦をお願いいたします。
当院で治療される以外の全国の患者さんへ当院での結石治療の内容を他の病院の医師へ共有し治療内容をより良い内容に改善出来るように手術の見学を受け入れています。現在1年に1回4-5名の参加者を集め内視鏡的結石治療の手術見学・治療に関する講義を実施しています。見学の受け入れをお願いする際は何卒ご協力をお願いいたします。