
武蔵野徳洲会病院 院長
桶川 隆嗣
2022年6月1日で開院8年目を迎えます。当院が地域の方にとって、「かかりつけ病院」として皆様に愛され頼られるよう今後も職員一同努力してまいります。昨年は、通常医療に加え「ワクチン接種外来」を開設し、市民の方に約2万回接種させていただきました。今後も4回目接種を最大限行う予定です。引き続き新型コロナウイルス感染症の診断、治療に関して「西東京市発熱外来」「西東京市医師会PCR検査センター」を継続いたします。
今年度は新医局員を13名迎え、各科更なる充実をし、現在9つのセンターを運用しております。徳洲会の理念でもある“救急患者を断らない”をモットーに、救急搬送を年間3,000件以上受け入れている「救急医療センター」、48時間以内の手術を行う「大腿骨骨折治療センター」、ESWL・ ECHRSなどどのような結石にも対応できる「尿路結石治療24時間センター」、国産ロボットhinotori手術や単孔手術を行う「低侵襲ロボット手術センター」、高性能脳血管撮影装置ARTIS icono D-spinのある「脳血管内治療センター」、患者さんに優しい内視鏡検査・治療を提供する「消化器/内視鏡センター」、様々な健診メニューのある「健康管理センター」、西東京市唯一の「歯科口腔外科センター」、患者さんが安心して治験に参加できる「臨床試験センター」を開設しています。
当院は、子育て支援から人生の終末期支援まで、地域の方のニーズに対応した総合的な生活支援ができるよう、「在宅診療」「国際医療支援室」「武蔵野徳洲会訪問看護ステーション」にて体制を整えています。地域の方に、住み慣れた住居で安心できる生活を送りながら、医療サービスを提供させていただきます。
さらに当院の特徴は「子育て支援推進病院・シニア医師支援推進病院」であり、医師の働き方改革において積極的に取り組んでいます。ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、職員の働き方や人材の多様性を踏まえた柔軟な労働環境を整備していきます。
今後も「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」を理念に、地域医療に少しでも貢献できますよう微力ながらも誠心誠意努めてまいります。