2023年12月1日(金)
 7月に当院講堂にて開催した、「地域高齢者施設連携懇話会」の第2回目を開催いたしました。本会は、入居者様の急変時のお受入れをスムーズに行う連携を深める目的で開催されたものです。前回の開催時に、参加施設から2回目開催のご要望があり、第2回目の開催が実現いたしました。今回も、近隣の高齢者施設23施設33名と多くの施設の皆様にご参加いただきました。
 はじめに当院の桶川院長より、高齢者施設と病院の連携についての重要性についてのお話があり、本会が始まりました。次に、各施設より自施設の特徴を紹介するプレゼンを行っていただき、これまでより深く各施設の強みを知ることができました。その後の意見交換会では、施設と当院の連携における懸念点等について話し合い、受診・入院時の注意点等について理解を深めることができました。
 桶川院長より、徳洲会グループで導入を進めている病院救急車を活用した施設への搬送システムを、当院でも準備していることをお話したところ、参加施設の皆様より「消防からは救急車の利用を控えるように言われているので、大変助かりありがたい」との声があがりました。
 本会では、当院と各施設のつながりを強固にするのみならず、各施設同士での交流にもつながり、大変有意義な会となりました。当院では今後も定期的に地域高齢者施設連携懇話会を開催し、近隣の高齢者施設のご要望を伺いながら、より深い医療連携を築いていきたいと考えています。


【プログラム】
■開会の挨拶  院長 桶川 隆嗣
■各施設様の自施設紹介
■意見交換会
■閉会の挨拶  院長 桶川 隆嗣


懇話会の様子


左から外来・樋口看護師、佐々木看護部長、新井事務部長、桶川院長


桶川院長のプレゼンの様子